弾まない用具を1ヶ月使った感想

変更前
R:テナリーカーボン(5+2、インナーカーボン)
F:ヘキサーパワーグリップ
B:ヘキサーグリップ

変更後
R:テナリーオリジナル(5枚合板)
F:ニッタクキョウヒョウ2
B:ヘキサーグリップ

フォア打ち
とにかく全然飛ばない。普段通りの打ち方だと半分より手前に落ちる。

フォアドライブ
同じく飛ばない。
ただ、擦り打ちをすると思った以上に飛距離が出ることがある。
引き攣れの力がとても強い。
回転量の平均値は上がるが、最大値はテンションの方が高い。相当なスイングスピードがないと使いこなせなさそう。

スマッシュ
飛ばないので思い切り振れる。
このおかげでスマッシュの苦手意識がすこし薄れた。

カウンター
神。
自分のにできるから安定するし、まあオーバーしない。

ブロック
これが1番困った。
当てるだけのブロックが全くできない。コントロール云々の問題ではなく、そもそもの飛距離が出ないのだ。
カウンター気味にスイングし、自分から回転をかけるようにすると安定するが、毎回そんな時間を作れるわけでもない。

ツッツキ
飛ばないのでハーフロングがやりやすかった。

サーブ
よく切れる。ただしこれも最大値の引き出しやすさはテンションに軍杯が上がる。

レシーブ
回転がわからない時のループドライブや切ったツッツキなどでの誤魔化しがうまくいく。

総評

「初中級者では弾まない用具を使ったほうがいい」「球が収まるのが正義」
こんな声に感化されて使用してみた“弾まない用具”。
もちろん良い点もたくさんあったが、自分にとってはデメリットが上回ってしまった。

1番困ったのは、すべての球が浅くなること。
いくらなんでも甘い球ばかりなら慣れられてしまうし、結局は無理して点数を取ろうと力んでしまう。
それならば弾む用具を使い、自分のコントロールで台に収める方が楽だと感じた。

そして球自体の遅さも辛かった。
「緩急をつける」ということを意識した際、自分はどうしても遅い球を打つことに意識が偏ってしまう。用具の弾みのなさも相まってとんでもなくテンポのおそい卓球になっていたように思う。

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